購入してから後悔しないために

太陽光発電を自宅に導入するためには高額の費用が必要になりますから、失敗はしたくないところです。
そこで、太陽光発電の導入について間違えやすいところや、注意するべきポイントなどについてまとめてみました。
まず、コストの回収についてです。
太陽光発電では電力買取制度というものがあり、自宅の屋根で発電した電力を1キロワット42円という価格で電力会社に買い取ってもらうことができます。
この売電と、設置時に国や地方自治体から支給される補助金によって、長期的には設置コストを回収できると言われています。
これを聞いて太陽光発電を導入しようと安易に考えてしまう人もいるかもしれませんが、導入は慎重に行いましょう。
たしかに、多くの家庭では10年から15年という期間で設置コストを回収できると言われます。
しかし、すべての家庭で回収できるわけではありません。
屋根の面積が小さくてたくさんの太陽電池パネルを設置できない家庭もありますし、周囲に高い建物があって日照時間が少ないという家庭もあります。
そういった家庭では設置コストを回収することが難しくなってしまいます。
また、将来的に太陽光発電の普及が進めば電力の買取価格は低くなるでしょうし、補助金の支給額も減っていくでしょう。
そうなると回収期間が長くなる可能性もあります。
ですから、設置する前には業者にしっかりとした発電シミュレーションをお願いしましょう。
もう一つ、太陽光発電を非常時のために利用したいという理由から設置する人も多いと思います。
たしかに、太陽光発電を設置していれば停電があった時でも自宅で電気を使うことができます。
しかし、これはあくまでも昼間の時間帯だけであり、太陽が出ていない夜には電気を使うことができません。
もし、停電時に夜間でも電気を使いたいというならば、リチウムイオン電池などを搭載している蓄電池システムを購入する必要があります。
また、昼間に発電しておいた電力を電池に貯めておくのですから、売電量がその分減ってしまうというデメリットもあります。